ヌク沢奥の二俣左沢

近丸新道から沢に入る。堰堤を巻いて靴を履き替え遡行。
気持ちの良い沢歩きをしているとまた堰堤があらわれる。この後も３つの堰堤があるが、そのたびに巻き道を行く。これらの堰堤は城壁のようで下から見上げるとおもしろい。しかし沢を直登できないわけで、何箇所も巻くと、なんとも興ざめである。三俣を左に行き、奥の二俣を左沢に入る。あまり人が入っていないのだろうか、石は浮いている個所が多く、冷や冷やする場面もあった。なかなかおもしろい遡行をしていると、また二俣があらわれる。右沢に行くと、そこそこの滝があらわれる。チムニー状の一段目を先輩にトップで行ってもらい、セカンドで行く。腕をつっぱり、ザイルのお助けもあるので、なんなく登る。さらに進むと二俣を左へ。すぐに源頭。そのまま上にルートをとると、しばらくして戸渡尾根にでる。そのまま木賊山～甲武信岳をピストン。尾根を下り、分岐で徳ちゃん新道を行く。山頂は冷夏だった今年一番の晴天で富士の眺望も最高だった。