県界尾根 ‐八ヶ岳‐
KENKAIONE YATSUGATAKE 2445m 2001/3/24~25 晴〜曇 テント泊
大泉・清里スキー場(キッツメドウズ)〜小天狗…県界尾根…大天狗。県界尾根を行き、赤岳の手前、大天狗までの山行。 〜1日目〜 天候に恵まれ気温も高く、雪の状態も良かったようだ。積雪は2m。樹林のてっぺんを払いながらの登山。慣れてない私は枝にシッペを喰らってばかり。急坂の上、所々で空洞状態の雪中にズボズボ足が落ちる。小天狗を過ぎ、大天狗の手前でテント設営。一段落ついて、銀マットを敷いて小宴会。ビールが最高にうまい。下界では望んで食べないような食事もこんなに美味い。ジフィーズもなかなかいけるものだ。 初めてのテント生活は何だか山男になった気分。17時就寝。私は先輩の夏用シュラフカバーを貸してもらい対応。マットがなかったので銀マットの上に直に寝た。大変寒い。しかし何とかなるものだ。山雑誌などで、快適グッズをたくさん見ているが、実際に山をやってる人は想像以上にたくましいし。あれもこれも便利な新商品を買う必要もない。 〜2日目〜 予報では午後には70%雨。朝方、雪が固まっていたので、私のアイゼン歩行練習にお付き合いいただいた。大天狗まで登ったところで、すでに赤岳頂上は雲で覆われていた。下山開始。テントまで戻り撤収。帰りは雪が腐っていたので、ズボズボと足を取られる連続。とてつもなく疲れる。樹林の枝を払いたいがピッケルが邪魔になる。先輩の後を追うことに焦る。ペースが速い。ついて行けない。初めての雪山は体力を使い果たした苦しいものだった。帰りはアクアリゾート清里「天女の湯」で疲れをとる。極楽である。 |
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